和の心を知る、千成屋推しの”古典”コーデ

2023年04月30日

こんにちは! KIMONO MADE 千成屋です

振袖選びに向けたとっておきの情報をピックアップしてお届け!

今回のテーマは、和の心を知る「古典」です。

 振袖をはじめとする「きもの」は、コーディネート次第で、世界観(個性)を表現できるファッションだとご存知ですか?きものを選ぶのも、きものはもちろん着付けに必要な帯、帯揚げ、帯締めや髪飾りなどの小物セレクトは、いつもお出かけするときにコーディネートする服装やライフスタイルのセンスで考えてOK。成人式という人生最高の一日を、とっておきの一着で迎える準備をはじめましょう。

「振袖」のおさらい

 振袖は、日本の伝統的な成人式の衣装。一般的に、女性が20歳になると、成人式が行われ、この式典で振袖を着用して参加することが多いです。※法律的には18歳で成人となりますが、式典は年齢が20歳に到達したことを祝うために行われており、日本の各自治体で行われている社会的な儀式でもあります。

いずれにせよ、成人になるとはご自身にとっても、ご家族にとっても、一大イベント!振袖は、そんな瞬間を祝うにふさわしい格式の高い衣装として身に着けられます。振袖は、色鮮やかで豪華なデザインが特徴的で、袖が振り絞られている長い着物です。

千成屋では、振袖を「古典」「モダン」「フェミニン」「クール&ゴージャス」の4種類のレーベルでカテゴライズしています。

和の芸術や文化が散りばめられている「古典」

「古典」は、歴史的な意義を持つ模様やデザインが用いられた柄です。主に江戸時代や明治時代に流行した文化や芸術、風俗などを表現するものが多く、日本の伝統文化を象徴したデザインが多いことも特徴です。

古典柄の代表的なものは、以下のようなものがあります。

▶︎ 小紋柄(こもんがら):小さな模様を繰り返した柄で、シンプルで上品な印象を与えます。

▶︎ 着物文様(きものもんよう):江戸時代に流行した、花鳥風月や風流な景色などを描いた柄。

▶︎ 縞柄(しまがら)  :細かい縞模様の柄で、清楚で上品な印象を与えます。

これらの古典柄は、伝統的な柄でありながら、現代の振袖でも人気があります。また、振袖に限らず、和装小物や家具、工芸品などにもこのような古典柄が用いられることがあります。

古典で人気の「色」は何?

古典柄の振袖に人気の色というのは、季節や流行によって変化することがありますが、一般的には「赤」や「紺」、「黒」といった伝統的な色が人気があります。

 とくに振袖の色は、季節や年齢に合わせた意味合いがあり、春には淡いピンクや淡い黄色、夏には鮮やかな水色や緑色、秋には深みのある茶色や赤色、冬には深みのある紺などが好まれています。けれど、振袖は、成人式という自分にとって特別な場に着用するものなので、自分のイメージや好み、トレンドなどを重視するのが一番大事です!

 近年では、古典柄にも洋風のデザインを取り入れたものや、鮮やかな色を使用したものなど、新しいタイプの振袖が人気となっています。しかし、伝統的な色や柄は、いつの時代も根強い人気があります。

和の心を知る「古典」で、自分なりのコーデを見つけよう

 古典柄の振袖は、伝統的な模様やデザインが特徴であり、和の雰囲気があるため、和風美人に似合いやすいと言われています。また、振袖は、成人式や結婚式などの特別な場に着用されることが多いため、若くて清楚なイメージや華やかさが求められる場合には、古典柄の振袖がぴったり!一般的には、日本人女性の多くが、古典柄の振袖が似合うとされていますが、髪型やメイク、アクセサリーなどのコーディネートによっても印象が変わるため、自分に似合うスタイルを探ることが大切です。自分の好みに合ったものを考慮しながら、古典柄の振袖を選ぶと良いでしょう。


KIMONO MADE 千成屋
 では、茨城県ひたちなか市で創業85年を迎える老舗呉服店です。「すべての人の記念日を最高の一日に」をコンセプトに、成人式をはじめ、七五三やお宮参りなど人生の節目をお手伝い。振袖選びや前撮りなどの成人式の準備にまつわるご相談など、お気軽にお問合せください。